FXでは、もみあい相場が7割、トレンド相場が3割という風によく言われます。
もみあいの中でもレンジ相場と呼ばれる相場状況があります。

レンジ相場とは?

レンジ相場とは、FXだけではなく、株や先物などすべてのマーケットで使われる用語でレートがある一定の範囲内で上下する値動きを繰り返す相場のことです。
 
一定範囲の上限(高値)を結んだラインと下限(安値)を結んだラインが並行で線で囲むと四角形になります。その中をレートが箱の中に入れられたように見えることからボックス相場とも呼ばれます。
 

では、どんな時にボックス相場になりやすいのかというと、1つは上昇や下降の調整局面でボックス相場になることがよくあります。調整局面でボックス相場を形成して力をためて、もう一度トレンド方向に動き出すという感じです。
 
もう1つは、相場が迷っている時にもボックス相場になりやすいですね。FXチャートというのは参加者の思惑や集団心理が形として現れたものですから、参加者が迷っているようなときもボックス相場になりやすいです。
 
例えば、米雇用統計などの大きな指標発表の前なんかは、どちらに動くのかわからないので、多くのトレーダーが様子見をしています。そのような時なんかがいい例ですね。
 

レンジ相場の特徴

レンジ相場の特徴としてつぎの2つがあります。
・相場の大半はレンジ相場(もみあい)である。
・レンジ相場(もみあい)はいつか必ずブレイクする。
 

トレンド相場を見分ける」でも書いていたように、相場は、上昇トレンドと下降トレンドと横向きトレンド(もみあい・レンジ)の3種類です。

この3つのパターンのうち相場で一番多く発生するのがレンジ相場(もみあい)です。
 
例えばこのチャートをみてください。1時間足チャートですので1本のローソク足が1時間です。
大きな流れとしては左上から右下に下降のトレンドの場面とも言えますが、青い四角の部分をみてください。
もみあい(レンジ)が十時間以上続き、そのあとブレイクしてローソク足数本の(数時間の)トレンドをつくり再度もみあいに入っている様子がわかると思います。

このように、下降の流れであっても、もみ合っている時間が長く短い時間で下げて再度もみあうという動きをしていることがわかると思います。
このような動きをするのでもみ合っている時間が長くなります。

 
もみあいには、ボックス以外にもいろいろ形があります。「 チャートパターンの基本を覚える」を覚えてください。

レンジのブレイクとダマシ

上のラインと下のラインでなんども跳ね返されているレンジ相場です。
レンジ相場もいつかはブレイクします。左側の◯の部分のようにダマシになる場合もあります。

レンジ(ボックス)相場での利益の出し方

ボックス相場は上値抵抗線と下値支持線の間をレートが上下に動く相場ですから、基本的には上値抵抗線では反発するとみて売り、これとは逆に下値抵抗線では買いという売買戦略が立てられます。
レンジ相場でのトレード
 
ただ、初心者の方にボックス相場でのトレードはお勧めしません。ある程度経験を積んで相場の知識を積んでからでないとむずかしいです。
 
ボックス相場が7割なので、ボックス相場でトレードしたくなるのですが、動きも不規則で相場に翻弄される可能性がたかいです。
 
ボックス相場はいつまでも続きません、ボックス相場の後にはトレンド相場がまっています。ボックス相場で力をためてトレンドが発生するんです。
 
トレンド相場の方がトレードしやすいですしトレードの基本ですから、ボックス相場になっていればトレンドが出るチャンスととらえて、トレンドが出るのを待ってからトレードすることをおススメします。

チャートを正しくみる順番を知りたい方は、「 FX初心者に覚えて欲しいローソク足チャートの正しい見方と使い方」で学んでください。