トレンドラインとは?

トレンドラインとは

トレンドラインとはローソク足の2点以上の高値同士または安値同士を結んだ斜めのラインの事をトレンドラインといいます。

トレンドラインには2種類あり、高値同士を結んだ右下がりのラインを下降トレンドライン 安値同士を結んだ右上がりのラインを上昇トレンドラインといいます。

 

上昇トレンドライン

下降トレンドライン

トレンドラインは世界中のトレーダーが行なっている基本的なテクニカル分析の1つで、簡単に今上昇トレンドか、下降トレンドかを、見分けることができる優れた方法です!

 

トレンドラインは抵抗(レジスタンス)支持(サポート)の役割もある。

トレンドラインは今のトレンドを見分けるほかに抵抗線(レジスタンス)支持線(サポート)としても機能します。

上昇トレンドライン・・・上昇のトレンドラインを引くことで、価格が下がってきたときにこれ以上は下がりにくいという支持線(サポート)のラインになり、視覚的にもわかりやすくなります。

下降トレンドライン・・・下降トレンドラインを引くことで、価格が上がってきたときにこれ以上は上がりにくいという抵抗(レジスタンス)のラインになり、視覚的にもわかりやすくなります。

なぜ、トレンドラインが抵抗(レジスタンス)支持(サポート)として、機能するのかというと、それだけ多くの人がトレンドラインを引いて、トレンドラインを意識してトレードしているという事です。

多くの人が意識してトレンドラインを使ってトレードしているので、トレンドラインまで価格が近づいてくると、また反発するとふんで多くの人が注文を入れるので、トレンドラインが抵抗(レジスタンス)支持(サポート)として、機能しやすいという事です。

また、トレンドラインの傾きが急であるほど、トレンドが強いということです。

上昇トレンドライン、下降トレンドライン共に価格がトレンドラインを割り込んでくるとトレンドの終わりやトレンドの勢いがなくなってきていることを示します。

 

トレンドラインの引き方

トレンドラインは2点以上の高値同士、安値同士を結んで引くのですが、2点ではなく、3点、4点と高値や安値を結んで引けるほど、そのトレンドラインは機能しているといえます。

過去に何度もそのラインで反発しているので、多くの人がまた反発するのでは?と意識しているという事ですね。

トレンドラインを使ったトレードは実は難しい

トレンドラインは、斜めにラインを引くので、いろいろなラインを引けてしまうので、有効なラインを引くのは難しいものです。

最初の時点では赤いラインをひけていますが、そのあとラインを割れてきて、黄色のラインを引き直し、また割れてきて、青いラインを引き直しするという風にトレンドラインにはなんども引き直しするする必要があります。

まとめ

トレンドラインは多くの人が使っているトレンドを確認するために有効な方法です。
しかし、ラインの引き方に慣れが必要ですので、使いこなすためには練習が必要です。