ポンド(GBP)の特徴

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ポンドの特徴


・通貨表示:STG=Sterling、GBP=Great Britain Pound
・通貨通称:ケーブル、スターリング
・通貨発行:英国

ポンドドルには3つの呼び名があります。
英ポンド(British Pound)
スターリングSTG(Sterling Pound)・・・元来、イギリスの正貨の純度の標準を指します。
ケーブル(Cable)

正式名称がスターリング・ポンド(Sterling pound)で純銀製のポンドという意味です。

ポンドの起原は紀元前の古代ローマ時代の重さの単位「ポンドゥス=Pondus」、760年頃に1ポンドの銀から240個のペニー銀貨を作った。

1816年の銀本位制からの離脱によって「ポンド」は銀の重量ではなく貨幣単位になり、重さを表すポンドの「L」を、そのまま記号化して「★」にした。1800年代中頃に始まった大西洋横断電信ケーブルによってレートをやり取りしたことからケーブルとも言う。

最初の基軸通貨

イギリスはかつて大英帝国と呼ばれ、英国ポンドは世界の基軸通貨として君臨していた歴史がありました。18世紀に起こった産業革命によって大英帝国はかつてない繁栄の時代を迎え、植民地化によってアフリカやインド、東南アジアまでその影響力を強めるようになります。

しかし第一次世界大戦、第二次世界大戦によって英国やヨーロッパ圏が疲弊すると、かつての植民地には独立運動が高まり、大英帝国は急速にその力を失ってゆくのです。

現在では、代わって台頭してきたアメリカのUSドルが、世界の基軸通貨としての役割を担っています。

▼ポンドドルチャート・1960年~推移

経済指標により大きく値が動く

17:00~20:00の英国経済指標の時間帯に大きく値が動く事が多い通貨です。
オイルマネーをはじめとするヘッジファンドなどの投機筋が一気に動かしてくると言われています。