FXのリスクを知る
FX投資はリスクが大きいとか言われますが、FXのリスクを事前に知っておくことで対策を立てリスクをコントロールすることができるんです
備えあれば患いなしです。FXのリスクを知ってリスクをコントロールしましょう!
強制決済のリスク
FX投資には、証拠金を上回る損失を防ぐために、強制決済(ロスカット)という仕組みがあります。
現在の含み損を証拠金から差し引いた証拠金残高が、取引に必要な証拠金の50%程度まで減ると、あらかじめ設定された必要証拠金維持率を割り込んだ場合は、証拠金がマイナスになるのを防ぐため、強制的に現在のポジションが決済されます。強制決済の証拠金維持率はFX会社によって違いますが、強制決済されるという事は証拠金の大半を失うことになります。
強制ロスカットとは?
元本(証拠金)割れのリスク
銀行預金は元本割れのリスクはありませんが、FX投資は為替レート変動の差益を狙うものですから、いつも思惑通りに動くわけではありません、思惑が外れて為替レートが反対に動けば損失がでます。元本(証拠金)が減ってしまうリスクも知っておきましょう。
マージンコールとは?
流動性リスク
流動性とは通貨の流通量が多いために売買がしやすいということです。米ドル、ユーロ、日本円などのメジャー通貨は世界中で1日に数十兆円と取引に使われているため、流動性が高いです。
一方、トルコリラや南アフリカランドなどのマイナー通貨は市場に出回っている通貨の流通量が少ないため、買いたくても買えない、売りたくても売れないというような、希望している取引が出来なくなるというリスクがあり、予想以上に損失が膨らむ可能性があります。
レバレッジによるリスク
レバレッジをかけることで少ない資金で大きな取引も可能です。思惑どおりに相場が動けば利益は大きくなりますが、思惑と逆に相場が動いた場合は損失も大きくなります。
金利変動リスク
金利変動リスクとは、通貨を発行する国の政策金利の発表などで為替レートが急激に変動することがあります。持っていいるポジションと逆に動くと大きな損失が出ることもありますので注意が必要です。
また、FXにはスワップポイントという低金利通貨で高金利通貨を買った場合、その金利差を受け取れる仕組みがありますが金利が変動して低金利通貨の金利が上がって金利が逆転すると、受け取っていた金利差を払う事になるというリスクもあります。
リスクの対処法
では、これらリスクの対処法を見ていきましょう!
FX投資の目的を明確にする
FX投資をはじめる目的はひとによりさまざまですが、「何のために」「どれくらいの期間で」「どれぐらい稼ぎたいのか」を明確にして自分のスタイルを決めて無理な取引は避け堅実な取引を心掛けましょう。
大儲けより大きく負けないことを意識する
FXの魅力は大きく稼げることですが、1度に大きく稼ぐことよりも コツコツ長期間にわたって稼ぎ続けることの方が重要です、1度に大きく稼いでも大きく負けて資金をなくしては意味がありません。
FX投資は「資金を大きく減らさない」ことが大切です!
そのためにもトレードルールを決めて無理のない取引を心掛けましょう!
投資金額を決めておく
FX投資は生活資金を使うのではなく、必ず「余裕資金」で行いましょう!
生活に必要な資金をFXに使ってしまうと、もし損失を出してしまったときに日常生活にも支障をきたします。
また、FXはメンタルも重要な要素なので生活資金で取引すると「負けられない」という意識が働き冷静な判断ができなくなります。ですから、必ず余裕資金で小額から取引をはじめて徐々に取引金額を増やしましょう!
情報を鵜呑みにしない
FXは世界中の人が取引しているので、情報もたくさんあります。最近ではインターネットなどで簡単にFXの情報が手に入りますが、その情報を鵜呑みにして取引をして損失が出ても誰も保証はしてくれません。
「投資は自己責任で行うもの」という認識をしておくことが大切です。
稼ぐのはFX投資を学んでから
稼ぐ事を目的にFX投資をはじめるわけですが、初心者が稼ごうとして取引を繰り返しても時間の問題で資金を失う事になります。
まずは、しっかりとFXの学習をして実力がついてから稼ぐことに目を向けましょう。