自分のトレードスタイルを決める

FXトレードのスタイルには、これが一番良い!というものは残念ながらありません。
どんなトレードスタイルにも一長一短メリットデメリットは必ずあります。
 
ですから、それぞれのトレードスタイルのメリット、デメリットをよく理解して、自分の生活スタイルや性格に合った無理のないトレードスタイルでFX投資に取り組んでいきましょう!
 
それでは各トレードスタイルの特徴についてお話していきます。
 

ポジショントレード

金利差が大きい通貨で、これ以上価格の下落リスクが少ないと思われる場合などに、スワップポイント為替差益による両方の利益を見込めるトレードが理想的です。

これが、スワップポイントを逆に支払わなければならない場合であれば、ポジショントレードは長期でポジションを持つため、スワップポイントについても充分に考慮する必要があります。
 
また以前は、ポジショントレード=スワップポイント狙いというトレードスタイルでしたが、以前ほどの旨みもなく、スワップポイント狙いとなると資金も多額に必要で、なおかつFX相場の事をよく解っていないとスワップポイント狙いで利益を上げるのは難しいですね。

ポジショントレードとは?

 

スイングトレード

一般期には、損失は小さく抑えて、利益は大きくとる「損小利大」を狙いFXトレードをしていくトレードスタイルです。
 
勝率はそれほど高くなくてもトータルで収益をプラスにしていくことができるため、初心者には、最初に身につけて欲しいオススメのトレードスタイルになります。
 
また、頻繁に取引することもなくチャートに張り付く必要もないため忙しい方にも取り組みやすいトレードスタイルといえます。

スイングトレードとは?
 

デイトレード

デイトレードという名の通り、エントリーから決済までを1日で取引を終えるトレードスタイルですが、場合によっては、翌日まで持ち越す場合もあります。このような場合、デイトレードだけど、オーバーナイトでポジションを持ち越すという言い方をします。

 
基本的には、1日で取引を終えるので、突発的なニュースなどによる価格変動リスクが比較的引く抑えることが出来ます。
 
デイトレードと一言で言っても、スイングトレードに近いものや、スキャルピングに近いものまで様々ですが、一般的には1時間足ぐらいでトレードすることを指す場合が多いですね。
 
スキャルピングと違いチャートにガッツリ張り付くこともないのでサラリーマンの方などにも取り組みやすいと言えます。
デイトレードとは?
デイトレーダーとは?

 

スキャルピングトレード

スキャルピングトレードは、ポジションの保有時間が短いのが特徴で勝負が早いというのがメリットといえます。
 
一般的には、利益幅は短くなりますので、損切り幅とのバランスでは同じくらいの値幅になったり(期待)利益幅より損切りまでの値幅の方が広い場合もよくあります。
 
俗に言う、「損大利小」のトレードですね。
 
そして、狙う値幅が小さいのできっちりルール通り行えば、勝率が高いトレードになります。
 
つまり、スキャルピングトレードをする場合は、勝率が高く無ければトタールで利益になりにくいということです。
 
また、勝率が高いトレードを実践できれば最も資金効率がいいトレードスタイルです、ただし、相場の小さい値動きに反応して取引するトレードスタイルのためパソコンに張り付く必要があるため、ある程度まとまった時間が取れる人向きのトレードスタイルといえます。

スキャルピングとは?