時間帯の特徴を学ぶ
FXの為替相場は土日を除いて、24時間動いています。
そして、24時間取引はできるのですが、時間帯によってFX相場の動き方に特徴があるんです。
このFX相場の時間帯による特徴を把握しておくことによって、その特徴を活かしたFX投資が可能になってくるので何も知らずに取引するよりも有利にFX投資を進めていけます。
時間帯の特徴をしっかり覚えてFX投資に活かしていきましょう!
オセアニア時間 5時~8時
5時から6時はニュージーランドの「ウェリントン市場」オーストラリアの「シドニー市場」とオープンしていきます。
この時間帯は市場参加者が少なく、値動きが穏やかな時間帯です。
ただし、週明けの月曜日は、前週金曜日の終値から大きく値が飛んで窓を開けることがあるので注意が必要です!
金曜日にNY市場が閉まってから、土日に為替市場を動かす大きなニュースが起きた時には月曜日の窓開けには注意しましょう。
アジア市場
日本時間 8時~15時
8時になると日本の「東京市場」がオープンします。そして、香港市場、シンガポール市場とオープンしていくので値動きが少し出てくる時間帯になります。ただ、まだまだ市場参加者はそれほど多くないので値動きはそれほど大きくはありません。
ただし、ゴトー日といわれる 5日、10日、15日、20日、25日などは 銀行の仲値が決まる 9:55から10時に企業の大口のドル決済があるので価格が動きやすい特徴があります。
また、日本の重要経済指標がある場合も、大きく価格が動く場合があるので経済指標のチェックもお忘れなく。
ロンドン時間 15時~21時
16時のヨーロッパの株式市場の開始と共にヨーロッパの投資家・金融機関が市場に参加してくるため、値動きが激しくなりはじめます。
ヨーロッパ市場は世界で最も取引金額が多い、「ロンドン市場」を中心とした大きな市場になります。
また、17時~20時には、英国やユーロ圏の経済指標が発表されるので値動きが激しくなるので、ここでも経済指標の発表時間は頭に入れておきたいところです。
ニューヨーク時間 21時~5時
21時頃になるとFX市場の中心はアメリカの「ニューヨーク市場」へと移ります、アメリカの投資家たちもFX市場に参加してくるのでFXの価格の値動きはピークを迎えます。
また、21時過ぎから24時ぐらいの時間帯はアメリカの経済指標の発表が集中するので急な値動きの変化には注意が必要です。
アメリカの米ドルは基軸通貨でアメリカの指標によって世界の通貨に影響を及ぼすのでしっかりチェックしておきましょう。
そして、NY市場が終わると、オセアニア市場の時間帯へと引き継がれ24時間取引ができるという事ですね。