スワップポイントとは?

国と国の金利の差がスワップポイントになる

日本の金利は、超低金利の状態が長らく続いていますが、世界的に見ると、米ドルなら1.75%、豪ドルは1.5%、南アフリカランドは6.5%、トルコ8%(2018/3現在)という金利なので、国と国には金利の差があります。
この金利の差のことを「スワップ金利」あるいは「スワップポイント」といいます。

国の金利のことを政策金利といいます。
政策金利を知ろう

スワップ金利は、ロールオーバーすることで発生する。

FXでは、買い持ち(売り持ち)の保有している建玉(ポジション)を決済せずに、翌日に持ち越すことを「ロールオーバー」といいます。
ロールオーバーを続けると、1日ごとに金利が発生します。

金利の高い通貨を買い、金利の安い通貨を売るとプラスの金利差が発生します
円売りドル買いはスワップを受け取る

スワップ金利は、土日にも発生しますので、たとえば米ドルと日本円とのスワップポイントが1万通貨あたり50円/日だった場合、1週間で350円の金利差を受け取れることになります。(スワップポイントは、各FX会社により違います。)
 

スワップ金利は、支払うこともある

ドル売り円買いはスワップを支払う

スワップポイントは、金利の高い通貨を買った、あるいは金利の低い通貨を売って、ロールオーバーした場合に加算されます。
逆に金利の低い通貨を買い、金利の高い通貨を売ったポジションをロールオーバーすると、スワップ金利を支払わなけれないけません。

  • 低金利の国の通貨で高金利国の通貨を買うとスワップポイントは受取りになります。
  • 高金利国の通貨で低金利国の通貨を買うとスワップポイントは支払いになります。
  • 高金利国の通貨で低金利国の通貨を売るとスワップポイントは受取りになります。
  • 低金利の国の通貨で高金利国の通貨を売るとスワップポイントは支払いになります。

ロールオーバーしない取引では、いかなるケースにおいても発生しません。

スイングトレードなどの、ロールオーバーする日数が多いスタイルのトレードでは、気をつけましょう。

スワップ金利を目的にした取引

金利の高い通貨を買って、持ち続けるだけでスワップポイントが入ってくるので、スワップポイントでの利益を狙って投資する人もいます。
外貨預金などに比べると手数料も安く、投資としてはメリットは大きいのですが、いくつか注意点があります。

スワップ金利を超える為替の差損に注意

日々発生するスワップ金利ばかりに気を取られて、大きなポジションを持ってしまうと、為替の変動時にスワップ金利などでは、取り返しのつかない大きな損失が発生する可能性があります。

買いでスワップ金利が発生するポジションを持っていた場合の例

価格の上昇が続いた場合 差益とスワップの両方で利益がとれる
価格が動かなかった場合 スワップの利益がとれる
価格の下落が続いた場合 スワップの利益を上回る差損が発生する可能性がある

スワップ金利を目的にする場合においても、相場状況の判断力は必要です。
相場状況の判断ができない状態で安易にスワップ狙いのポジションを持つことはオススメできません。
 
 

スワップ狙いで高金利通貨を買うリスク

また、金利の差がスワップとしてもらえるのであれば、トルコやランド(南アフリカ)など、金利の高い通貨を買えば良いと考える人も多いのですが極端に金利が高い国には高いだけの理由があります。

政治的なリスクや流動性のリスク、経済動向 など 為替レート自体が下落する要素がある場合がありますので、テクニカルの判断ナシに安易に買うのはやめましょう。

 
 
 
 

  • スワップは、もらえるだけではなく支払う場合もある
  • 長期間ロールオーバーするトレードスタイルの場合は、スワップに気をつける
  • スワップ金利はおまけ程度に考えたほうが良い