「FXはうんざり!」と思った時こそFXを楽しむ!その方法とは

FXトレードでは損切りはとても大切です。

どんなFX本でも「損切りは必ずしろ!」と書いてあります。

 

しかし、FX初心者さんや、FXで苦戦中な方の中には

  • え〜!?損切りがそんなに大事なの?
  • 損切りばっかりしているから、どんどん資金無くなっちゃう

と、うんざりしているトレーダーも多くいるのではないでしょうか?

 

今回の記事では、

楽しみながら「FXうんざり!」を抜け出す方法について解説します。

この記事を読んでもらいたい人

この記事はFX経験者の「FXでうんざりしないポイント」について書いています。

これからFXを始めようかな?FXがいま楽しくないなって思っている人に向けて、FXで損切り貧乏になった時の対処法について書いているので最後までご覧ください。

  • いま、FXでうんざりするほど損切り貧乏に陥っている人
  • これからFXの勉強を始める人

 

 

FXでうんざりする理由3つ

FXでうんざりする一番の原因は、意志に反して資金がなくなることですよね。

 

稼ごう!勝とう!と思ってトレードをすればするほど、なぜか資金が減っていく。

こんな経験はFXトレーダーならきっと身に覚えがあるはずです。

 

勝っているトレーダーは口を揃えて

「損切りができるようにならないと、トータルでは勝てないよ」と言うから、

「よし!損切りができるようになろう!」なんて思ったりすると

 

ちょっとした値動きに敏感に反応して、その度についつい損切りをする。

 

そうして資金がみるみる減っていくと、

本当になんのためにやってるの?と言う気持ちになってくるものです。

 

この章では、なぜこんなにもうんざりするほど損切りを繰り返してしまうのか。

その理由について解説します。

 

知識不足

損切り貧乏トレーダーの多くは、知識不足です。

 

相場の状況判断が間違っていることはもちろん、「ミスをしてはいけない!」と緊張した状態でトレードをしているとチャートの値動きにばかり意識が向かってしまいます。

 

これは知識を取り入れる時間がおろそかにしてしまう原因になります。

 

そんなにチャートを見ていても、

分かりやすい場面を自分自身の中に持たなければ

いつまでたっても成長しません。

 

  • 買いを入れたら価格が下げる
  • 売りを入れたら価格が上がる

その度に損切りをしているのならば、それは単純に知識不足です。

 

少しチャートから離れて、テクニカルなどの座学を優先した方がいいでしょう。

 

自分に合った枚数でトレード出来ていない

いやいや。

だいぶテクニカルもしっかり学んだし、知識過多くらいに一生懸命に勉強してます!

と自信を持って言える損切り貧乏トレーダーであるならば、

 

資金に対しての枚数が多いかも知れません。

 

枚数は資金に対して適切にしておかないと、少しの値動きでも脅威となります。

 

トレードをしているときに、

  • 少しの逆行で資金がなくなってしまうのではないかとハラハラドキドキ!
  • 含み損が怖い!

このような症状があるようなら、それは枚数が多すぎるかもしれません。

 

ある程度の含み損に「耐える」のではなく「許容範囲として心穏やかでいられる」

そのような枚数設定でトレードを行うことで無駄な損切りの回避とともに、適切な損切りが可能になります。

 

現在のレバレッジがトレードに対して適正かどうかチェックすることは大切です。

 

慌てすぎ・のんびりすぎ

枚数も小さい、相場の勉強もしてる!

なのに、損切り貧乏から抜けられません!

という、損切り貧乏トレーダーでなら

相場に期待しすぎて、時間感覚や狙う値幅がズレている可能性があります。

 

1分、5分、15分くらいの短い値動きで、

思惑通りに価格が上昇してくれない or 下降してくれないというような期待感で

 

なーんだ、すぐ下がってくれないなんて、約束が違うじゃないか!と

「慌てすぎ」で損切りする。

 

あるいは、逆に、もっともっと上昇してくれればいいなぁと言う期待感で

 

こんなに思惑通りに上げているなら、もっとあげるかもよ?と

「のんびりしすぎ」で損切りする。

 

適切なポイントで決済ができないことにより損切りになっているのであれば、

相場に対する期待度が強すぎるかもしれません。

 

冷静に相場と向き合い判断できるようになることが大切です。

 

FXでうんざりから抜け出すには

前章ではなぜしたくもないのに無駄な損切りを繰り返してしまうのか。

その原因についてお話ししました。

 

損切り原因を踏まえた上で、

この章ではFXでうんざりモードから抜け出すには何をしたらいいのかについて解説します。

 

トータルで勝てればいいことを知る

損切り貧乏になる典型的なトレーダーは、トレードに対して意外と厳密です。

そして、一回のトレードに対して

「失敗してはいけない!」と固く強く思っている傾向があります。

 

しかし、そうではないんです!

 

トレードは、何回か繰り返して、トータルで勝てればいい。

 

失敗しても、その失敗に早く気づいて勝てる方向にシフトチェンジする。

 

このスキルを身につけ、上手くなってから

損失を取り返せばなんの問題もありません。

 

短期的には負けても長いトレード生活でトータルで勝てればいいのです。

 

損切りはトレードで利益を上げる為の必要経費です。

 

どんなビジネスであれ必要経費はかかってきます。

 

トレードでは、それに相当するのが損切りということです。

 

多くのトレーダーは短期的にすぐに勝ちたいと躍起になり、

トレード方法を探していますが

その思考方法をしている時点でトレーダーとして負けています。

 

少しでも長期で考えてコツコツとトレードを上手くなっていきましょう。

 

エントリーポイントを絞る

エントリーポイントを絞って損切り回数を減らしていきます。自分の好きなパターンを探して勝てる所だけを狙っていきます。

 

エントリーを無暗にしていては勝てるものも勝てなくなってしまうため、エントリーポイントは絞って勝てる期待値の高い所だけエントリーをするのが効果的です。

 

ここで言う勝てる期待値の高いところは、検証してそのトレードの優位性を理解している必要があります。

 

つまり、検証は必須ということです。

 

もちろんそれで損切りになってしまう場合もありますがそれでも確率論的に期待値の高いエントリーポイントであればトータルで勝てるようになります。

 

大きな負けを減らす

まずは大きく負けない事が大切です。

今、損切り貧乏で苦しんでいることは悪いことではないということですね!

 

なぜなら損切り貧乏は損切りができるからこその悩みであって

だいたいのトレーダーが損切りを置く。という思考すらしていないからです。

 

つまり、この時点で多くのトレーダーよりも優位に立っていると言えます。

価格があまり動かない時や経験が浅い時には損切りをしなくとも無限ナンピンのようなトレードで勝つこともあります。

 

ただ、相場というのはずっとボラティリティが低い訳でも昨日と同じ価格に戻ってくるかも分かりません。

 

ここで悩んでいる事が確実に後から効いてきます。

 

FXがうんざりな時ほど楽しむべし!

前章までで損切り貧乏になる理由と損切り貧乏を卒業するための考え方や行動について解説しました。

 

しかし、理由や考え方、方法を知っても、それが出来るかは別問題ですよね。

出来なければ、意味がない!

 

では、どうしたら出来るようになるの?と疑問に思う方は多いはず。

 

いろいろ難しく考える人は特に気をつけてください。

 

自分のパフォーマンスを最大限引き出すために、「いい気持ち」を自分で作る必要があるという人間の特性を最大限活かせばいいだけ。

 

そう、答えは簡単!「FXを楽しむこと」で解決します。

 

この章では、どうしたらFXで負け続けてもトレードを楽しめるのかについて解説します。

 

負けを悲観せず、大きな損失を出さないことを肝に銘じる

負けても悔しがったり後悔したり自信をなくす必要はありません。

 

確かに口座資金が負けると一時的に減るので、減るのが嫌!という気持ちになるのは仕方ないのです。

 

大きな損失を出さないことが一番大事なので、小さな損失で済んで良かった!くらいの金額で負けることが出来たのなら、そんな自分を褒めてください。

 

負けは誰にとっても嫌なもの。

 

それを小さな段階で受け入れることは勇気がいるのです。

 

それができた!と喜んで、次のトレードチャンスを掴みましょう。

 

無理は禁物を心得る

トレードを楽しむためには、とにかく無理はしない!

 

これに限ります。

 

例えば、自分の実力に合わないハイレバレッジでのトレード。

無理しすぎです。

 

たくさんトレードするのも無理しすぎ。

 

  • トレード中にドキドキハラハラする。
  • トレードで疲れる

こんな時は無理をしすぎだと気づき、ロットを下げるか、少しリフレッシュすることがおすすめ。

 

必死にトレードをし続けると、楽しさがどんどん失われ、気づけば損切り貧乏になっている…なんてことはよくあるので、注意しましょう。

 

「稼ぎ」より「楽しめる」枚数と損失額を重視する

前述の話と重なりますが、とにかくFX始めたばかりから「稼ごう!」と気合を入れないことです。

 

稼げるようになるまでは、稼げないのがFXなので、最初から稼ぎを期待するほど大きな失敗を誘発します。

 

FX口座に全財産を入金して、アルバイト感覚で「時給を稼ごう」と考えたりすると痛い目に遭います。

 

あくまでも、余剰金。失っても「勉強代」と笑って済ませられる金額でトレードの練習を行なってください。

 

トータルで勝ち続けられるようになるまで、時間がかかります。

 

勝てるようになった時に、自己資金がないのが一番もったいないことなので、

練習中は小額・小ロットでトレードに慣れる事を最優先しましょう。

 

まとめ

この記事のまとめ

FXでうんざりしないポイント

FXがうんざりする理由3点

    • 知識不足
    • 自分に合った枚数でトレード出来ていない
    • 慌てすぎ・のんびりすぎ

FXでうんざりから抜け出すには

    • トータルで勝てればいいことを知る
    • エントリーポイントを絞る
    • 大きな負けを減らす

トレードでうんざりしてしまう時期は誰にでもあります。

 

それは勝てるようになる過程で避けられないものなので、うんざりするほどの時期であっても楽しく乗り越えていきましょう。

 

乗り越えた先に、本当の「楽しいFX」が待っています。