いろいろな注文方法をおぼえよう

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  • 値動きを眺めながら注文するのが成行注文
  • 新規注文も決済注文も予約できる
  • リスクを限定する損切り(逆指値)が重要

これからFXを始めようと検討している方や
FX初心者の方向けのビギナーズガイド【FX入門講座】です。

今回はFXの注文方法についてのお話です。
実際の取引シーンにそった形で具体的にお話していきます。

FX注文方法の種類

まず、前提として、
FXの売買取引は、新規でポジションを持ち、決済をしてはじめて損益が確定します。

つまり、
新規にポジションを持つときの注文と
持っているポジションを決済する時の注文があるということです。

新規注文 新たにポジションを持つ時の注文
決済注文 保有中のポジションを決済する時の注文

いくらポジションを持っている間に、
含み益があっても決済しなければ利益は確定しません。

また、反対に、いくら含み損がある状態でも、決済しなければ損失は確定しません。

つまりは、新規にエントリーする(ポジションを持つタイミング)と、
手仕舞いする(保有しているポジションを決済する)、双方が重要だということです。

そしてもうひとつ大切なことは、

これから上がるだろうというときには、

新規に買って(買いポジションを持つ)、 高くなったら売る(ポジションを決済する)

新規注文(買い 買いで新たにポジションを持つ時の注文
決済注文(売り 保有中の売りポジションを決済する時の買い注文

これから下がるだろうというときに、
新規に売って(売りポジションを持つ)、 高くなったら売る(ポジションを決済する)

新規注文(売り 売りで新たにポジションを持つ時の注文
決済注文(買い 保有中の買いポジションを決済する時の売り注文

FXトレーダーの注文のイメージ

FXのトレーダーが売買注文をしているときのイメージというのは、一般的にどんな感じでしょうか?
複数のモニターが並んだパソコンの前で注文をいれているイメージでしょうか?

もちろん、そういう人もいるとは思いますが
FXトレーダーが注文をいれるときは、
スマホで注文をいれる機会が案外多いのです。

注文方法、売買注文を出す手順

FXの売買注文を出す手順として、
まず、売買する対象(通貨ペア)を決めます。
 
そして、その売買の対象の通貨ペアが
これから上がりそうなのか、下がりそうなのかを判断します。

そして、どのように注文を入れるのかを決めます。

例えば、買い注文の時には、
どの通貨ペアを、
どれだけの数量(枚数)
どんな注文方法で(成り行き注文、指値注文)』を
決めます。

詳しくはこちらのページを読んでください。
FXトレードの流れ

 

取引量を決める(枚数)

取引したい通貨ペアが決まったら、次に取引する単位を決めていきます!

例えば、「1ドル=100円」の時に、ドルを1万通貨買うとします、
本来なら1万通貨を買うのに「1ドル=100円」なので
「100円×1万=100万円」必要なのですが、
FXの場合国内なら25倍のレバレッジがあるので、
1万通貨を買うのに「100万円÷25=4万円」、
4万円あれば1万通貨の売買が可能です。
ただし、FX口座に預けているお金で買えるだけ買うのではなく、
資金量に応じた無理のない数量での取引を心掛けましょう!

まずはFXの基本の注文方法を覚えよう!

FXの取引で買ったり売ったりする注文は、大きく分けると2つの系統があります。
 
ひとつは、そのときの価格で取引するリアルタイムの注文(成行注文)です。

もうひとつは、あらかじめ注文したい価格を予約しておけば、その価格になったときに自動的に取引が実行される予約注文(指値注文、逆指値注文)です。

実際の取引では、エントリー(新規注文)は成り行き注文か、逆指値注文することが多いです。

そしてポジションを持ったら、必ずいれるのが、損切り注文(ストップロス)の逆指値の決済注文です。

成り行き注文

成り行き(なりゆき)注文とは、いちばん基本的な注文方法で、現在の価格で注文する方法です。注文ボタンをクリックした瞬間の価格を基準に取引が成立します。

指値注文

現在価格より有利な価格で注文を予約する方法です。決済(利食い)に使う事がおおい注文方法です。

逆指値注文

逆指値注文とは、それ以上値段が上がった買う、下がったから売るという注文方法です。現在価格よりも不利な価格で注文を予約する方法です。新規注文に使う場合と決済に使う場合があります。

決済について

FXはエントリーよりも決済のほうが難しいと言われます。決済には、利益確定と損切りがあります。

便利な注文方法を覚えよう!

IFD注文

新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。

OCO注文

新規注文または決済注文において、異なる2種類の指値(ストップ)注文を同時に出しておき、いずれか一方が成立したら自動的にもう片方がキャンセルとなる注文方法です。

IFO注文

IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、IFDと同様に新規注文でのみ選択できます。