こんにちは。FX学校の青木です。
すっかり秋めいてきましたね。
秋と言えば、私の場合は今年の振り返りと、来年に向けての準備の期間突入といったところでしょうか。
秋になると今年に入ってから興味を持ち始めたことについて、来年に向けてトライし始めたり。
この記事を読んでくださっている方の中にも、そんな気持ちでFXに興味を持たれている人が多いのではないかなと思います。
というのも、秋に学校に入られる生徒さんの数は例年比較的多いからです。
本日は、来年を視野に入れつつ、今のうちからFXの勉強を始めたい人に向けて、お話をしたいと思います。
今回はFX初心者が勉強すべき…というか、覚えるべき基礎用語についてです。
[outline]なぜ、基礎用語は覚えなければいけないの?
この記事を読まれている人の中には、もしかしたら、「そんなの覚えなくても、やっているうちに分かるようになるのでは?」とか、「売り買いのやり方と決済のやり方さえ知れば、それでいいのでは?」と思っている人がいるかもしれません。(いない事を祈っていますが…)
FXは確かに、価格が上がったら買って、下がり始めたら売る。シンプルにそういう事なのですが、価格変動を見て、いつ買うか・いつ売るかを判断するためには、相場を読む力が必要となります。
「その力を得るために何をしなければいけないのか」という話を通して、なぜ基礎用語を覚えなければいけないのかについてご説明します。
相場を読む力を持っている人(先生・師匠)から教えてもらうため
もちろん、自力でひたすら考える。あるいは、ネット上にあるいろんな情報を集めて、自分なりに相場を読む力を養うことも可能ですが、
かなり時間がかかると思います。
仮に、ネット上の情報を見るにしても、その情報の中には、必ず相場の「基礎用語」は頻繁に出てきますよね。
その基礎用語を正しく理解しなければ、いくら多くの情報を集めたとしても、全く使い物になりません。
相場の流れを読み解く力を得るには、その世界の言葉をまずは認識する必要があります。
せっかく良いメンターや教材と出会っても、基礎用語を理解していなければ、先に進むことは出来ません。
ですから、基礎知識は正しくきっちり覚えましょう。
なぜ買ったのか・売ったのかを正しくトレード出来る人(先生・師匠)に伝えるため
自分のトレードが正しいか間違っているかの判断は、自分ではなかなかしにくいものです。
特に初心者のうちは、なぜトレードしたのかの「なぜ」が曖昧で、感覚的な根拠が多いということもあります。
そういったトレードの根拠を、正しくしていくためにも、正しくトレード出来る人からアドバイスをもらうことが大切です。
アドバイスをもらう時に、どのように自分のトレードを説明するか。
使う言葉が的確に伝えたいことを伝える言葉でないと、アドバイスをもらうことが出来ませんよね。
そして、トレードについて言葉で表現できないまま、トレードの練習を続けていても
自分自身の頭の中もまとまりが付かない状態が続くだけになるので、あまりお勧めできません。
まずは、しっかりと基礎用語を覚えて、その用語を使って自分のトレードのエントリや決済の根拠について話せるくらいになる事が重要です。
分かった!じゃあ、何から覚えたらいいの? コツってあるの?
ここまでのお話で、ざっくり何となくでも、基礎用語は覚えなければいけなそうだ。ということは、伝わったかなと思います。
では、具体的に「何から覚えたらいいの?」とか「覚えるの苦手なんだけど、コツってありますか?」という質問が聞こえてきそうなので、そこら辺についてお話しましょう。
基礎用語に優先順位はありません。
「基礎」+「用語」なので、そこには優先順位はありません。相場用語というカテゴリーの中の「基礎」なので、全てが1位だと思って上から下まで全部覚えてください。
基礎用語については、この楽しいFX教室のサイト内に丁寧な解説をつけてリストアップしてあります。
どのFX関連の情報サイトを見ても、だいたい同じ内容になってます。
なぜならば、どれもこれも優劣つけがたく必要な用語だからです。
「え~。こんなにあるの?嫌だなぁ」と思ってしまったとしたら、それは間違いですよ。
はっきり言って、FXのトレード技術をマスターすれば、稼ぎたいだけ稼げる。
そういう「お仕事」として捉えたら、はっきり言って「基礎用語ってこんなに少ないの?」という感想の方が正しいと思います。
遊びではなく、真剣にFXトレードで稼ぎたいと思っているのならば、この程度の基礎用語、難なく覚えられますよね!
覚え方のコツは、まずは「復習」そして「ストーリーを持つこと」です
例えば、歴史上の重要人物の名前や地名などを覚えようとした時に、教科書を読んだとします。
例えばその教科書には、『西暦18●●年▲月の××の乱で現在の○○県で△△△△が討ち死にした。』とか、そんな感じで書かれているとしましょう。
どうですか?
これ、歴史に興味のない人が、唐突にこの部分だけを読んでもなかなか覚えられない。
つまり、ただ、教科書をそのまま暗記しようと思ってそのまま読んでも、なかなか記憶に残りにくいのが現実なんです。
相場の基礎用語を覚える時も同じです。
ただ書いてあることを、単調に「やらねばならない」と思って読んでいても、記憶に残るのはごくわずか。
大概のことは、1時間もすれば忘れてしまう。
そこで、忘れる=自分の頭が悪いからと判断するのはやめましょう。
忘れてしまうのが当然ですから、まずは忘れる直前に復習・反復するように心がけましょう。
「忘れる直前って、いつだかわからない!」という方は、毎日ちょっとずつ復習して、覚えてないところを見つけるだけでもいいと思います。
それをする以前の問題で、「活字が苦手で覚えられない!」という方もいらっしゃいますよね。
イメージなら覚えられるんだけど、文字は覚えにくい方。
そんな方は、是非、覚える時にイメージやストーリーを利用してみてください。
やり方はいろいろありますが、手書きでイラストを書いたり、図を書いたりしながらひとつひとつ覚えていくと、良いと思います。
実際にその言葉を使って、トレードをするイメージをもったり、ストーリーを考えたりするのも良いでしょう。
人により、記憶方法にも得手不得手があると思います。
言語のみを暗記するのが苦手な人は、絵や図を書いて覚えたり、物語を作って覚えたり…。
あとは、日常生活の中で、相場用語を使った冗談や表現をするというのも、覚えやすいですね。
インプットとアプトプットをバランスよくすることも意識しましょう。
自分の覚えやすいやり方で覚えていってくださいね!