こんにちは。FX学校の青木です。
この記事にたどりついた方はおそらくFXトレードを最近始めたばかりの初心者か、
あるいはFXトレードに興味のある方が多いと思います。(またはFX学校の生徒さんかな?)
そして、多分ですが、みなさん最初は良く分からずにトレードをして、
「意外と勝てるし面白い!」というところからスタートで、数カ月経過したあたり…。
「あれ?なんか、この頃いつも反対方向ばっかりチャートが動いちゃう!
もしかして、私、FXに向いてない?この頃の私、トレード下手くそ過ぎじゃない?」と、FXを続けていいやら迷い始めている。
そんな状況に置かれている人も少なくないのではないかな?と思います。
でも、それは単なる思い違いです。これは断言できますので、その部分で立ち止まっている方は安心してください。
FXトレードは、しっかり時間をかけて学び、実践を通して練習していけば、必ず上達していきます。
必ずと言っても過言ではないくらい、最初はみんな下手くそですし、勝てません。
そして、みんな同じ道をたどりながらFXと向き合っていくので、そんなところでやめてしまうのはもったいないんですよ!!!
というわけで、今日はつい先日お便りをいただいたFX初心者のミンミンさんの質問をもとに、今現在ご自分のトレードが下手くそすぎて落ち込んでいるという人に向けてお話をしていきたいと思います。YouTube動画は3分。短いですので、この記事を読む前と、読んだ後に見てください。見ることで、きっと頭に入ることがあるはずです。
では始めます。
《ミンミンさんの質問》 初めまして。FXを始めたばかりの者です。今日質問したいことは、FXを上達させるためのコツについてです。 いろんなFX関連のYouTube動画を見ながら学んでいるのですが、 多分、私、下手なんだろうなと思うほど、エントリしてすぐ逆に動くことが多くて自信が無くなってきています。 最初のうちはよかったのですが、考え込むとことごとく反対方向にいってしまいます。 どうしたら上手くトレードできるようになるのでしょうか? 単純に勉強不足なだけかもしれませんが、こんな私でも勉強すれば上達できるのか? と最近不安になっています。よろしくお願いします。
自分のトレードが下手くそだと思う人ってどんな人? どんな時にそう思っちゃう?
あなたはどの完璧主義者? 性格的な特徴は大きく3つ。心当たりありませんか?
さて、ではどんな人が「わー、私ってトレード下手すぎる、、、もうやめた方がいいのかしら?」と思うのかについて、落ち着いて考えてみましょう。
中には、どんなに勝てなくても、どんなに含み損を抱えていても、自己肯定感の強い人もいらっしゃいます。
どちらがいいのか。ではなくて、自分がどういうタイプの人間かをまず知り、原因を探すことが大切です。
ちなみに以下、3つの性格に共通するのは「完璧主義」
『最初から完璧でないと不安になる!』 とか 『勉強も手際もなんでもかんでも、上手く出来ていない状態が長ければ長いほど許せない!』
そんな価値観・プライドを自分自身の中に少しでも感じたとしたら、あれれ?と思って読んでみてください。
特徴1:完璧主義で向上心のある人
自分の実力のなさに問題があると感じるのは、向上心がある人です。
新しいことを始めた時は、この向上心が強いことが重要です。
自分の能力が足りないことを自覚できる人は、「あきらめずに続けていく」が鍵になります。
特徴2:完璧主義でせっかちな人
含み損を抱える事がいけないことに思える感覚は、上手くいく時に対するイメージが完璧すぎる人が陥りやすい思い込みです。
エントリーをしてすぐに含み益になったとしても、逆に含み損を抱えたとしても、決済をするまでは確定ではありません。
せっかちな性格な人は、含み損を嫌う傾向があるので、「焦らない」が鍵になります。
特徴3:完璧主義で負けず嫌いな人
目先の損得、目先の利益に執着しやすいのは負けず嫌いな人に多い感情です。
1つのトレードでたまたま損切りになったとして、その時に「残念だな」とか「悔しいな」と感じるのは、負け=損する事という考え方で
負けたくないという意識が強く働いている時に湧いてくる思いです。
負けるのは誰でも嫌ですし、損でいい感情は生まれないのが人間というもの。
ただし、1トレードをあまりにも大事にしすぎて、ちょっとの損に対してずっと引きずってしまうのは問題です。
負けず嫌いな性格の人は、「自分の執着心に気づき、感情をコントロールする」が鍵になります。
自信喪失&自暴自棄になりやすい時ってどんな時?
ケース1:エントリーと同時に含み損を抱える
特に損切りをするトレードが続いているような状況で、エントリーと同時に含み損を抱え、そこからじわじわと含み損の金額が上がっていく。
前回の損切り分を取り返そうという気持ちも働いているので、ここでまた損切りをする羽目になったらどうしようという焦りが生まれます。
こういう時は冷静な判断が出来ないので、少しトレードから離れてみるのもいいかもしれませんね!
相場は逃げたりしないので、落ち着いてトレード出来るように心を整えましょう。
ケース2:怖くなって損切すると思惑の方向に動く
こちらも損切りトレードが続いているか、あるいは、目先の「稼ぎ」や「勝ち」を意識している時にありがちなのですが、
微益や微損の状態が続いているような時、急に損切りするのが怖くなってしまい、ルール通りの損切り位置を無視して決済してしまう。
その決済後に思惑の方向に勢いよく動いたりすると、悔しい気持ちがこみ上げてくるのと同時に、ついつい後追いでエントリーし直したくなります。
こういう時も冷静な判断が出来ないことを自覚した方がいいでしょう。
間違っても後追いだけはしないように!
ケース3:エントリーした後、逆方向に大きく動く
エントリーした途端に、逆方向に一気に動き、即損切りになる時。こんなことが数回続くと、やはり自信喪失しやすくなります。
また、今度こそは!という気持ちが先走って、冷静な判断の欠いたトレードになりがちなので、これも注意ですね。
損切りが続くときは、自分のトレードを記録して、どういう相場でトレードをしたのかよく検証をしましょう。
これにより、損切りトレードが成長の糧になります。
面倒くさいと思わずに、淡々と記録を取るのが良いでしょう。
ケース4:勢いよく動いている最中に飛び乗った途端に、逆方向に勢いよく動く
チャートを開いたら、たまたま勢いよく相場が動いている!
そんな場面に遭遇すると、ついつい考えなしにエントリーしたくなってしまう。
そして、エントリーした途端に、逆方向へ…。
あまりにも変動幅がありすぎるように感じて、焦って損切り…。
こちらも行き当たりばったりなトレードですね。
トレードしたくてたまらない気持ちがある時は、要注意です。
トレードすれば必ず利益が得られると、心のどこかで思ってしまう状態でトレードをすると、回数が増えます。
回数が増え、しかも勝てないと、どんどん口座資金が減っていくので、心の状態が不安定になります。
こういう状況になった時は、散歩にでも行って、気分転換をしましょう。
どうしたらトレードが上手にできるようになるの?
対策1:相場の勉強をする
これは当たり前と言えば当たり前ですし、ただ、トレードをギャンブルだと思っている人からすると、本当に?と疑問に思われる事かもしれませんね。
まあ、この記事を読んでいる方のほとんどは、おそらく、ギャンブルではなく、仕事としてとか、ライフワークとしてこれからトレードをしていきたいと考えておられると思いますので、
そういった長期的な目でトレード技術を身に着けようとしている方に向けて、ここではあえて断言します。
トレードは勉強をすれば上手くなります。
まず、トレードを勉強しないより、勉強し始めた方が上手くなります。が、ずっと上手くはいきません。
少し分かってくると、今度は下手くそになります。
そして、そこで諦めると、「勉強しても上手くならなかった」となりますが、そこで諦めずに更に勉強をしていくと、勉強をし始めて「あれ?ちょっと上手くなったかも?」と思った時よりも、色々なことがわかってきて、焦らずにトレードが出来るようになってきます。
上手いとか下手とか、そういうことも考えなくなってきます。
つまり、トレードの勉強をする・相場の勉強をするのには、かなりの時間がかかるのです。
そのことを知った上で、勉強をする事が、トレードが上達する第一歩です。
対策2:自分の性格にあったトレードスタイルを見つける
含み損を抱える事が、悪いことだと思いがちですが、トレードで利益を出す際、含み損を抱えるのは普通なことです。
長期トレードほど、含み損を抱えている期間は長いのが当たり前で、そのことを受け入れられるかは、人それぞれです。
性格的に、早く利益を得たいという人もいるでしょうし、そんなに急ぐと疲れるから、利益が出てくるまで待っていても大丈夫という人もいます。
最初はみなさん、自分がどんな性格かということも、そんなに意識しているわけではないと思いますので
はっきり「私は短気です!」とか「私はのろまです!」と分かりやすい性格の人以外は、「どんなトレードスタイルが向いてるの?」と悩まれるかもしれません。
また、実際に自分の性格が短気だと思い込んでいたが、意外とトレードをしていくうちに、短気でもないかもしれないと感じてしまうこともあるかもしれません。
初めのうちは誰でも手探り状態ですから、コレ!と決めつけず、自分自身が心地よい=気楽に思えるトレードスタイルや時間感覚を意識しましょう。
対策3:デモトレードで練習する
手に入れているトレードルールがあるならば、デモトレードでルールを満たしたところでエントリーをし、ルール通りに決済をする練習をたくさんしましょう。
変に考え込まずに、続けることを第一に考えてトレードの練習をしていけば、だんだんと上達していきます。
考え込むと停滞します。損切りは負けではありません。
上手くいかないトレードが続いても、気にせずバンバン練習していく。
そして、自分のトレードを記録しましょう。
動画内容のおさらい!
今までの内容を何度か読んだ後に、もう一度YouTube動画を見てみましょう。
たった3分の動画ですが、自分というフィルターをかけずに見ることが出来るでしょうか?
人間は勘違いしやすい生き物です。
トレードも、人間らしい人ほど、その「下手くそさ」・「上手く出来ないさ加減」に自己嫌悪し、諦めの道を選んでしまう…とも言えます。
FX初心者に限らず、トレーダーになりたいのなら、常に正しく理解できているかを意識しながら、日々のトレードの勉強を継続していきましょう。
今回のお話はここまでにします。
北浦:はいどうも、こんにちは。FX学校の北浦でございます。
師匠、今日も宜しくお願いします。
青木:はい、お願いします。
北浦:えー、今日はミンミンさんからご質問でして、
まぁざっくり言うと、初心者の方で,
エントリーしたら逆行しちゃうんだけど
「私ってヘタクソなのかな?」
北浦:っていうこと聞いてほしいのか大雑把な内容です。
北浦:で、内容としましては
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はじめまして、FXを始めたばかりの者です。
今日質問したいことは、FXを上達させるためのコツについてです。
いろんなFX関係のyoutubeを見ながら学んでいるんですが
「多分私ヘタクソなんだろうな」と思うほど
エントリーして、すぐに逆に動くことが多くて自信がなくなってきてしまいます。
最初のうちは良かったんですが、
考え込むとことごとく反対にいってしまいます。
どうしたらうまくトレードができるようになるでしょうか?
単純に勉強不足だけなのかもしれませんが
こんな私でも勉強すれば上達できるのかと不安になってしまっております。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北浦:・・・というふうな内容です。
青木:うん。
青木:勉強すれば上手にはなります。
えー、今の状態は含み損を抱えることが
いけないことだと思ってるのかもしんないんだけど
北浦:うんうん
青木:含み損を抱えること自体は普通だったりするんで
そこそんなに気にしないでいいよ。
青木:どれくらいのコース感・距離感・スタイルでトレードしてるのかにもよるんだけど
含み損を抱え続けてプラスになっていくっていうのは
長期トレードであればあるほどそういうものなので
短期トレードであればあるほど、その含み損を抱えている時間が短い
青木:そこはそんなに気にしないでいいです。
北浦:なるほど
青木:続ける。変に考えこまずに。
青木:うーんっと、それはリアルってやってんのかな?
北浦:でしょうね。
青木:リアルでやんない方がいいよね
北浦:あ、この状態のときは。うんうん。
青木:デモでルール満たしたら
どんどんやってく。それでいいと思うよ。
北浦:なるほどね。
北浦:あと、どうしたら上手くトレードができるようになるでしょうかって
青木:今言ったじゃんかよ~~
北浦:(あっ、ヤバい・・・)
青木:デモトレードでルール満たしたらどんどんやろうねって言ったよね
北浦:これが、トレードうまくなるためにどうしたらいいか、ですね。
北浦:ハハハハハハ(笑)
青木:落ち着いて話聞けよ
北浦:ハハハ(笑)すいません。