こんにちは。FX学校の青木です。今回はアノマリーについての質問についてお答えしようと思います。
FXを始めたばかりの人、FX歴は長いのになかなか勝てない方、いつも思ったほうと反対に動いてしまい、損切りの嵐で泣きたくなっている方からの質問です。
「チャートを見ずに神頼みの方が勝率が上がるかも?とすっかりギャンブル思考になっているのですが、アノマリーはテクニカルに関係ないなら私にもチャンスあるのでしょうか?そもそもアノマリーってなんでしょうか?」という質問。FXはギャンブルではありません。私はアノマリーという言葉自体、興味がないので知りませんが、アノマリー的なことについて気にしていることもあります。そこら辺も含めてアノマリーについてお話しようと思います。
アノマリーとは?
テクニカルで説明しきれない特異な動き
既存の投資理論では証明のできない価格形成や動きであったり、具体的な根拠が無けれど予測が当たりやすい相場状況をアノマリーといいます。
例えば欧米の人々が長期にお休みするサマーバケーション、クリスマスバケーションはトレードをする人が減るので、値動きが小さくなります。
夏休み、夏枯れ相場などとい言ったりしますが、市場参加者が少なくなるので閑散相場になり値動きが小さくなります。もしこの時期に突発的な出来事があるとストップに引っ掛かり大きく動くことになります。サマーラリーなどと呼ばれています。
ジブリ映画が放映される金曜日?
一部Twitterなどで有名になったジブリ映画の放映される金曜日のアノマリー。「ジブリの呪い」とも言われ、金融業界・投資家などの間ではアノマリー・ジンクス・都市伝説と語られていますね。
実際のところは・・おそらくその時間帯が動きやすいからなだけだと思いますが、私は全く気にしていません。
しっかりルール通りに損切を入れ、淡々とトレードをするだけです。
トレーダーが注意しているアノマリーの時のトレード
なるべくポジションをない状態にしておく
夏冬の長期休暇などはなるべくポジションを持たないようにしたいと思っています。
出来高が小さくなったりするからテクニカルに表現されているとは思うけど。
欧米の方々がバケーションで遊んでるなら、どうせだったらその時季やらずに遊んだほうがいいですね。
時季に応じたこと、ファンダメンタルズ的なところは一応頭の片隅にはおく
アノマリーという用語は気にしていないけれど、季節要因やファンダメンタル的なことは頭の片隅には置いてトレードしています。
指標発表、地震、テロ、コロナの時は・・
指標発表の時は瞬間で大きく値が動くので、そこを狙って心の準備をしておかないと瞬発的な値動きに乗れないでしょう。
その準備ができてないならば飛び乗るのは非常に危険なので、避けたほうがいいと思います。
地震やテロで数日とか数週間、コロナのような世界的な問題はもっと長い期間で一旦下がりました。
価格はそういうように動くので、そうしたところはしっかり取りに行った方がいいですね。
エントリーの仕方とか、エグジットの仕方をちゃんと突発的な動きに対処できるようなやり方(ルール)をもって
そういう時にはもうそれでパンと乗っちゃう。
理由を一生懸命探しててもね、ネットで探しても出てきませんよ。
外資のファンドが一気に円を買ったとなんで円を買ったんだろう・・?
みたいな所から探してく話になるからになるから、そんなもん待ってたらその波終わって逆の動きしてるんで。
アノマリーについて、青木師匠に聞きました!
今日聞きたいのはFXアノマリーというキーワードについて聞きたかったんです。
アノマリーというのは、テクニカルでは説明しきれない特異な動きとか
変な動きの事象のことをアノマリーと言うらしいんですよ。