スキャルピングとは

エントリーから決済までのポジション保有期間がこれまで紹介してきた中で最も短く
短期間に小さな値幅を狙いにいくトレード方法です。
 
FXトレーダーの間では略して「スキャル」と呼ばれます。

スキャルピングの語源は、アメリカインディアンが行っていた ”頭の皮を薄く剥ぐ” という意味で、スカル(頭蓋骨)からきた言葉です。
 
相場から薄い利益を剥ぎ取ることをイメージしたものなんだそうです・・・
チョット恐ろしいですね ^^;
 
スキャルピングの実際の取引時間は 早いものだと数秒、数分から数十分ぐらいが大体の取引時間になります。
 

スキャルピングで狙う利益は

スキャルピングはトレード時間が短い分、狙う利益幅も小さくなります。

1回の取引で、数pips~10pipsくらいの値幅を取るトレード方法です。
 
狙う値幅は小さいですが、トレードを何度も繰り返すことで、小さな利益をコツコツと積み上げてトータルでの利益を目指します。また、狙う利益幅が小さい分、勝率が良くないとトータルで勝てなくなるので初心者向きのトレード方法とはいえません。
 
また、使用する時間足も1分足や5分足などの短い時間足を使用するため、損切幅も小さいことが多くレバレッジを使って大きな金額で取引することで小さな利益幅でも大きな金額の利益を出すことが可能になり、資金効率は1番いいトレード方法です。
 
スキャルピングは相場の瞬間的な動きに合わせて取引するため、エントリーや決済の注文は基本的に成行注文で行うため、パソコンの前に張り付く必要があり、ある程度の時間と集中力がいるトレード方法といえます。

 

スキャルピングのメリット

スキャルピングは短い時間足でするので、エントリーできるポイントが比較的多くなりチャンスが多いのがメリットです。また、時間足が短いので損切りもそれだけ狭くなるので枚数を多くできます。

レバレッジを効かせたトレードがやりやすい
資金効率がいい
チャンスが多い
練習をたくさんできる。

 

スキャルピングのデメリット

1回のトレードの値幅が小さいので、スプレッドの影響を大きく受けます。
勝率が良くないとトータルで利益がでない
PCに張り付かないといけないので忙しい人には不向き
瞬間的な判断や反射神経も必要で難易度が高く初心者には向かない