FXトレードでエントリーしてから、利確までの時間をどのくらいの長さにしたら良いのか?と悩んでいたり、
年単位でチャートをみて、「底値から高値までの間の、どの部分を取る目線でチャートを見たら良いの?」と思いつつ、
ついつい利益幅を見て、取らぬ狸の皮算用をしてしまうといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
生徒から利確するときはどうやって考えたらいいのか?という質問があったので、
今回は、
「トレードとは何か?」
「投資的な考え方とトレード的な考え方の違いは何か?」というお話から、
どのようにFXトレードのスタンスを考えていったら良いのか。
どのような目線でチャートを見て利確するか損切りするかの判断をしたら良いのか。
というような事についてお話しました。
ぜひ最後までご覧ください。
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[outline]真実!FXトレードでは「投資的な考え方」をしない方がいい!
「投資的な考え方」につて説明します
例えば日足チャート以上のチャートを眺め、そのチャートの直近最安値から最高値までの値幅を調べ、
「なるほど、ここからここまで取れたら幾らの儲けになるのか?」と計算してトレードに臨むとしたら、
それは投資的な考え方でのトレードになります。
日足、週足、月足でのトレンドは、長い年月を経て形成されているトレンドです。
一見すると普通に上昇トレンドに見えたとしても、
その中のもっと短い時間足のチャートで見ると、細かく下降トレンドと上昇トレンドを繰り返しています。
ですから、そのトレンドの底値から天井までの値幅を狙う中での値動き・変動幅は大きく、長い時間を要します。
このような考え方は投資的であり、継続的に短期売買を繰り返すFXトレードの考え方ではありません。
FXトレードの考え方とは?
FXトレードは、先にもお話した通り、継続的に短期売買を繰り返すものですので、
3日くらいの中で生じた上昇トレンドのひと波をサクッととる。
下降トレンドのひと波をサクッと取るを繰り返します。
ですから例えば、3年間で大きな流れとしての上昇トレンドがあった場合、
その中に出来る「小さな下降トレンド」では「売り」でエントリし決済をします。
また、その後に起きる「上昇トレンド」では「買い」でエントリし決済をします。
例え、ずっと保有していれば最終的には上昇するだろうと思っていても、
上昇過程の中での下げになれば損切り、あるいは売りでエントリするという考え方になります。
FXトレードは、基本的に短期売買です。
FXで利確に悩む初心者が知るべきトレードスタンスの基本3つ!
基本1:上げたら買う 下げたら売る
上げてきたら買って、下げてきたら売って、また上げてきたら買って と、
上昇トレンドの中にある小さな波を取るようなスタンスで、売りと買いを繰り返すようにしましょう。
持っていればそのうちまた上がってくるだろうと、下がってきたのにポジションを持ち続けることは基本的にしません。
反対方向に動き出したら一旦利確し、また上昇したら買いでエントリしようと様子を見る姿勢が大切です。
基本2:繰り返すトレードを行う
1日の中でこれだけ動くから、その間に確実性の高いところだけを3回くらいできたらいいなという考え方で
「繰り返すトレード」を目指しましょう。
そうすれば、利確で悩むこともなくなります。
必ず損切りも入れましょうね!
これ重要なポイントです!
基本3:値幅は狙わない
大きな値幅を狙いすぎないようにしましょう。
値幅は収益に直結します。
ですから、トレードをしているとどうしても、「もっと値幅を取りたい!」「いっぱい稼ぎたい!」という欲望が出てきます。
しかし、値幅を狙う事で利確が出来なくなるどころか、損切りも出来なくなるという危険な事態に陥りやすくなってしまいます。
細かく利益を確定していくというスタンスを身につけましょう。
動画内容のおさらい!